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舌小帯短縮症の舌小帯の切開、レーザー切開は絶対やってはいけない!舌小帯を切開すれば必ず癒着して失敗する!

目次

癒着とは元々離れている組織が炎症や手術でくっついてしまうこと

舌小帯と舌の筋肉(オトガイ舌筋)は元々離れている

舌小帯を切ることによって、癒着は起こる

   

昨年、歯科雑誌に舌小帯を「レーザー切開500症例の知見」という投稿がありましたが、写真から見ると殆ど舌小帯は伸びておらず、余計に舌小帯は太くなり、ひどくなっていた。

500症例もやらなくても数例でこんなことは分かりきったことだ。

筆者が、厚生労働省が認めている舌小帯短縮症の手術「舌小帯形成術(舌小帯伸展術)」を行わなかったことが問題です。

もし、レーザー切開を舌小帯形成術で保険請求した場合は不正請求になり、通常レーザー切開は保険外の自費診療です。

これは小児科医のハサミで切りっぱなしも同じで、切開と言うのは口腔内消炎手術のことで膿(うみ)の切開歯科保険診療では認められていない。

小児科医の著書に、「舌小帯切開が保険診療に無いから、舌小帯形成術で請求している、」と不正請求を自ら暴露している。

しかし、この小児科医を非常勤で雇っている総合病院とこども病院は辞めさせようともしていない。

これが続けば保舌小険医取り消しになる。

また、この小児科医は手術後親御さんに赤ちゃんの舌を引っ張って貰って「癒着」を防ぐとありますが、舌小帯を切った段階で舌小帯とオトガイ舌筋は癒着します。

つまり、元々舌小帯と舌の筋肉(オトガイ舌筋)はくっついておらず、離れています。

それが舌小帯を切ったことによって、傷口がダイヤモンド型(ひし形)に開きオトガイ舌筋が露出する。

すると舌小帯の切れた端とオトガイ舌筋はそこで初めてくっつく「癒着」になります。

レーザー切開も同じです。

但し、舌小帯形成術の舌小帯切開後の縫合で、舌小帯の粘膜だけ縫合できれば癒着はありませんが、針がオトガイ舌筋まで入って縫合すると癒着します。

また、舌小帯形成術で術後上手くいかないケースはこれが原因と、縫合した糸が取れて傷口が開くと癒着します。

舌小帯が手術後に癒着しないためには、切開しないこと!

舌小帯を引っ張って表層だけ裂く

舌小帯短縮症は舌の根元部分はフリーになっていますが、舌先部分で舌の筋肉(オトガイ舌筋)とくっついて舌を動かしています。

舌先が先割れしている「ハート舌、スプリット・タン」はこれが原因です。

アキレス腱と一緒で舌もストレッチ(舌トレーナー・アヴェオTSD)すれば舌小帯は伸びます。

ある程度伸びると、舌小帯は限界になり裂けます。

一度裂けるとそこから更に舌小帯は伸びていきます。

この場合、「ハート舌、スプリット・タン」は舌小帯がある程度伸び切った段階で舌先に切れ込みを入れて舌を引っ張れば、もう一段階舌が伸びます。

舌トレーナーとアヴェオTSDで引っ張って舌小帯短縮症の治療は医療法人社団 井出歯科医院だけです。