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なぜ舌小帯短縮症の舌小帯を切ると癒着して失敗するのか!

目次

舌小帯と舌の筋肉は離れた状態

舌小帯は二層構造

 

舌小帯の構造は舌先の舌の裏の筋肉(オトガイ舌筋)②に固定されていて、もう片方の舌の根元は歯槽骨(しそうこつ)④に付いていて、舌を自由に動かす仕組みになっています。

 

そのために舌先の小帯が固定されている位置によって、「付着異常」が起きます。

 

小帯は

舌小帯と舌の筋肉(オトガイ舌筋)は②だけでくっついているだけで、後は隙間が空いていて舌小帯の根元は④でフリーになっているため舌を自由に動かすことができます。

舌小帯を③で切ると、傷口はダイヤモンド型(ひし形)と言うより、「ツリー」のように根元が広がった二等辺三角形になり、舌の筋肉の(オトガイ舌筋)が露出する。

舌小帯とオトガイ舌筋の間に隙間があり、常時舌小帯は弾力性があって伸びる。

舌小帯を切ることによって、いつもはくっついていない組織(舌小帯とオトガイ舌筋)が炎症や手術でくっつく「癒着(ゆちゃく)」が起こる。

これが総合病院とこども病院の非常勤の小児科医が行う「舌小帯切開」、歯医者が行う「レーザー切開」で癒着が起こるメカニズムです。

だから