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舌小帯短縮症を切らないで治す方法!

2020年11月より舌小帯短縮症を手術しないで治す方法を始めました。

古くは53年前の小学校3年生の時に私はテレビを見ながら舌が引っ付いた感じがしたため、両手の親指と人差し指で舌を摘まんだところ「ブチッ」と音とともに痛みが走り、舌小帯が切れた。

すぐに痛みは治まったが、それまで小児喘息持ちのガリガリだった私がよく食べるようになり、現在も早食いで太っている。

また、舌小帯短縮症の手術の際に患者さんの舌をガーゼや局所麻酔後舌先に糸を通して上に挙げるが、「ブチッ」と同じように切れることがあった。

そのことから舌小帯は「脆い組織」なので舌を引っ張れば切れる。

そこで、「舌トレーナー」と「ライパー」を使って舌を引っ張って舌小帯短縮症を治すことを考案した。

新型コロナウィルス蔓延で舌小帯短縮症手術ができないので朗報です。

 

舌癒着症や歯科医のレーザー切開や小児科医のハサミによる切開は必ず癒着する癒着する!

舌癒着症や歯科医によるレーザー切開や舌や小児科医が行う表面麻酔だけの無麻酔によるハサミで切開する方法は必ず「癒着」します。

「癒着」と言うのは、本来離れている組織が炎症や手術した器官や組織が手術後にお互いくっつくことです。

1.レーザー切開も小児科医のハサミの切開も舌を上に挙げて行われない。

これは舌小帯を押さえた状態で切開しているため、傷口が治って癒着しても舌の動きが無い。

舌小帯短縮症で舌が上に挙がらない状態で切っても殆ど変わりません。

舌を上に挙げて舌の伸びの限界で切らなければ、術後のトレーニングで伸びないのです。

2.開放創が二次的治癒になり癒着

歯科医や舌癒着症の医師が行う舌小帯のレーザー切開は切った面が焼灼蒸散(しょうしゃくじょうさん)と言って、出血は無く傷口がたんぱく変性を起こしています。

すると切開で切りっぱなしで開放創になり、舌小帯の下にある舌の筋肉(オトガイ舌筋)の筋膜が露出し、舌小帯の粘膜や神経や血管とくっついて瘡蓋(かさぶた)になり癒着します。

3.切開する部位誤り

誰しも短い舌小帯を診ると真ん中を切ってしまいます。

すると傷口がダイヤモンド型(ひし形)に広がってしまいます。

縫合しても距離が長いため、縫合部位が吊れてしまいます。

これは舌小帯は舌先に付いているだけで、後は舌小帯と舌の筋肉は離れている。

だから切開する部位を舌先で舌小帯の真ん中ではない。

舌先もハート舌の原因になっている舌小帯は撤去することです。

 

新・舌小帯短縮症手術

歯科の口腔外科の教科書では「舌小帯切離移動術」しかありませんでした。(研究する歯科医がいなかったため)

1.局所麻酔をする。

2.舌先に糸を通し、舌を引っ張った状態で舌小帯の真ん中をハサミで切る。

3.傷口がダイヤモンド型に広がる。

4.さらに広がった傷口にまだ吊れている場合はもう少し切開する。

5.傷口を一番距離がある真ん中から縫合し、舌先に向かって縫合する。

6.舌の根元は唾液腺の出口の舌下小丘(ぜっかしょうきゅう)があるため縫合しない。(縫合するとガマ種になり、膨らむ)

7.止血を確認したら終了。

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