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舌小帯短縮症を手術(切開)しないで自宅で切る方法

新型コロナウィルス蔓延で遠方の方の手術ができないし、口腔外科医が神奈川県なので来てもらえません。そこで術後トレーニングに使用していた「舌トレーナー・ライパー」を初めから使用していただき、舌を引っ張って伸ばして切っていただくことにしました。「怖い」と思われる方が多いですが、実は私が手術の際に糸を通した舌を上に挙げると「ブチッ」と舌小帯は切れます。そこで5mmぐらい伸びた場合はそれで終わりにしています。下手にもっと切れば傷口が開いて縫合しなければなりません。術後中々お母さん方は傷口を見てしまうためにトレーニングをしてもらえません。その結果舌の伸びが悪くなっています。それなら手術する前から舌トレーナーで引っ張ってその結果切れて伸びてくれた方が舌小帯にはいいのです。もう既に伸びている方も出てきています。もし、伸びが中途半端の場合は手術でもう一度伸ばします。この方法が舌小帯短縮症にはベストです。