お知らせ
令和5年10月22日日曜日 舌小帯短縮症手術無事終了しました
今年最後の舌小帯短縮症手術は無事終了しました。
2人だけでしたが、60代の方と赤ちゃんでした。
60代の方は、睡眠時無呼吸症もある方で、過去にCPAPも使用したことがありました。
術前に寝ている時に、アヴェオTSDを使用していただき、当日ご本人がおっしゃるには「2cmぐらいのたかもしれない。とのこと。
実際に手術を始めて、舌小帯の一番舌先側をハサミで切れ込みを入れて舌先に通した糸を上に挙げると、何と舌小帯に切れ込みを入れた部位でなく、真ん中付近が裂けて舌下小丘の下側まで行ってしまいました。
つまり舌先側の舌小帯はもう既に角化して固くなっていて、アヴェオTSDで伸びて柔らかくなった真ん中の舌小帯が2cm程裂けたようです。
慌てずに上から順番に舌小帯を縫合し、舌下小丘は縫合しないでそのままにしました。
舌下小丘まで縫合するとガマ種になります。
本日、消毒に来られましたが傷口は綺麗に治っていました。
次に赤ちゃんですが、舌小帯が柔らかいので舌がスプリットタンになったり、ハート舌になったりアメーバのように色んな形に舌が変形します。
こちらは舌先に切れ込みを入れて伸ばしたらすぐに裂けて1糸縫合して終わりです。
術後の注意とトレーニングについて説明して終わりました。
今年が最後の舌小帯短縮症手術の最後です。
12月に腰の手術を受けるので年明けもあまり動けないと思います。
体が万全になりましたがこのHPで通知します。