お知らせ

舌小帯短縮症は舌トレーナーで舌を引っ張って舌小帯が切れてくれるのがベスト!切れなくても舌を引っ張ることが重要!

目次

井出歯科医院の治療方針

手術前の舌トレーナー使用

井出歯科医院では、舌小帯短縮症の患者さんに対して手術前に舌トレーナーを使用することを推奨しています。舌トレーナーを使用して舌を引っ張ることができるかどうかを確認し、手術が成功するかどうかの判断基準としています。舌が自由に動かせない状態で手術を行っても、術後に癒着が発生しやすく、手術の効果が十分に得られない可能性が高いからです。舌トレーナーで引っ張れないから手術して欲しいという要望でやっても術後「後戻り」します。

手術後の舌トレーナーの重要性

手術後も舌トレーナーを使用することが非常に重要です。舌トレーナーを使用することで、舌の動きを維持し、癒着や瘢痕拘縮を防ぐことができます。これにより、手術の成功率が高まり、患者さんの舌の機能が回復しやすくなります。

手術をしない場合の対応

井出歯科医院では、舌トレーナーを使用しても舌を引っ張ることができない場合、手術を行わない方針をとっています。これは、手術後に舌トレーナーを使用しても舌が引っ張れず、舌が喉の奥に「沈下」が起こりやすいためです。その代わりに、舌トレーナーでの継続的なトレーニングを行い、自然に舌小帯が切れて改善することを期待しています。


舌トレーナーによる治療法

舌トレーナーの仕組み

舌トレーナーは、舌を引っ張り出すための器具で、舌小帯短縮症の治療において重要な役割を果たします。舌トレーナーを使用することで、舌小帯が自然に伸び、舌の動きが改善されることが期待できます。この器具は、赤ちゃんやお子さんの舌を優しく引っ張り出すために設計されています。

舌トレーナーの使い方

舌トレーナーの使い方は簡単で、毎日数分間、舌をトレーナーで引っ張り出す練習をします。最初は「あかんべえ」のように、舌を軽く出すことから始めます。徐々に時間を延ばし、舌が自然に前に出るようになるまで続けます。この練習を毎日継続することで、舌小帯が少しずつ伸び、正常な状態に近づきます。

舌トレーナーの効果

舌トレーナーを使用することで、多くの患者が舌小帯短縮症の症状を改善しています。特に、手術を避けたい場合や、手術後のリハビリとして使用することで、舌の動きを自然に回復させることができます。舌トレーナーの効果は個人差がありますが、継続的な使用が鍵となります。


成功した手術の条件

術前の舌トレーナーでの準備

手術が成功するためには、術前に舌トレーナーを使用して舌を十分に引っ張り出すことができる状態にしておくことが重要です。井出歯科医院では、この準備段階を重視しており、舌トレーナーで舌を引っ張り出すことができない患者さんには手術を行わない方針をとっています。

術後のケアと管理

手術後も舌トレーナーを使用して舌の動きを維持することが重要です。術後のケアを怠ると、舌が再び喉の奥に沈下し、癒着や瘢痕拘縮が発生するリスクがあります。継続的に舌トレーナーを使用することで、手術の効果を最大限に引き出し、舌の機能を正常に保つことができます。

舌の沈下防止

舌が喉の奥に沈下することを防ぐためには、術前術後の舌トレーナーの使用が不可欠です。舌が沈下すると、誤嚥のリスクが高まり、食物が誤って気管に入ることで重大な健康問題を引き起こす可能性があります。舌トレーナーを使用することで、このリスクを低減し、患者さんの健康を守ることができます。


井出歯科医院の実績と教訓

手術成功例の分析

井出歯科医院では、舌小帯形成術が成功した患者さんの多くが、術前術後に舌トレーナーを使用して舌を引っ張ることができたケースであることがわかっています。この実績は、舌トレーナーの重要性を再認識させるものであり、今後の治療方針においても重要な指針となります。

誤嚥事故の防止

舌が喉の奥に沈下している場合、食物の誤嚥事故が発生しやすくなります。井出歯科医院では、このリスクを防ぐために、舌トレーナーを使用したトレーニングを重視しています。舌を適切に引っ張り出すことで、誤嚥事故を防止し、患者さんの安全を確保しています。

舌トレーナーの重要性の再認識

舌小帯短縮症の治療において、舌トレーナーが果たす役割は非常に大きいです。手術前後のトレーニングを通じて、舌の動きを正常に保ち、癒着や瘢痕拘縮を防ぐことができます。井出歯科医院では、この重要性を再認識し、患者さんに対して舌トレーナーの使用を強く推奨しています。

以上の内容を基に、舌小帯短縮症の治療において舌トレーナーがいかに重要であるかを理解し、適切な処置とケアを行うことで、健康な生活を送ることが可能になります。