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舌小帯短縮症は病気では無く、人類の進化or退化?50代の患者さん曰く「舌が短くても大学出れたし、支店長にもなった。」

目次

舌小帯短縮症型新人類急増中!(進化or退化)

歯科検診では6割強の人が舌小帯短縮症

昔、ウルトラセブンで「あなたはだぁれ?」という話がありました。

フック星人が夜の間に地球征服のために地球人と入れ替わる話でした。

10年前に、1才半検診、3才児検診、小学校の歯科検診をやっていた時に、歯科のチェック項目に「舌小帯短縮症」はありませんでしたが、「上唇小帯異常」はありました。そこでこっそり「舌小帯短縮症」をチェックして驚いたのは、6割以上の子供さんたちは舌小帯短縮症だったのです。その内舌小帯短縮症重度の子供さんだけ1才半検診、3才児検診では直接お母さんに説明しました。小学校では舌小帯短縮症の説明を保健室だよりに載せていただきました。

この子たちがどんどん大人になれば日本人の半数以上が舌小帯短縮症型新人類に入れ替わっていきます。

「舌小帯短縮症の症状の「ソフトクリームが舐められない」「哺乳障害」「構音障害(滑舌が悪い)」変わり始めています。」

私は、 2008年ぐらいに「ソフトクリームとスプーン」という絵本を書きました。
これはソフトクリームは舌で舐めて食べるのが普通と思っていたのに、ミニストップでソフトクリームを購入するともれなくプラスチックのスプーンが付いてきました。

最初戸惑いましたが、ソフトクリ食べるのに口の周りも汚さないし、舌が短くて舐められなくてもスプーンでは食べられるのです。

もっと驚いたのは、周りの子供は口の周りに付いたソフトクリームは舌で舐めていたのですがそれも「紙ナプキン」で口の周りを拭いていました。

昔の子供は、口の周りに付いた汚れは袖で拭いていたので口の周りが真っ赤になってクマゴロウ状態でした。

それで舌小帯短縮症の手術して舌が伸びれば舐めることができるという啓蒙しようとしましたが、逆に「舐める」は無くなってしまいました。

「哺乳障害」

 舌小帯短縮症でもお母さんの母乳がシャワーの様に出ていれば問題ないし、搾乳して哺乳瓶の乳首の穴を大きくして飲んでいます。

ミルクも昔に比べ栄養価が高いので少量しか飲めなくても体重は増加します。

「構音障害(滑舌が悪い) 」

先日も「歌ウマ」の番組で高校生がインタビューの受け答えが何を言っているのか分かりませんでした。

所謂、滑舌が悪いです。

ですが、舌小帯短縮症の人は歌がうまいです。

Kさんもそうです。

それにハイトーンボイスが多いですが、これも舌小帯短縮症です。

声優も最近多くなっていますが、これも舌小帯短縮症です。

つまり口を大きく開けて話すと滑舌が悪いですが、口を開けないで話せば聞き辛いですが、なんとか話せます。

歌は舌が短いので口腔が木管楽器と同じ仕組みになり、反響しやすいので声が高くなります。

逆に舌が長いと声は低いです。

つまり舌小帯短縮症でも手術しなくても問題なく生活できます。

もしかすると舌小帯短縮症が将来の人間の姿、新人類かもしれません。

逆に舌小帯が長い人は犬や猫と同じなので逆に病気と思われるかもしれません。

それでも、これからの舌小帯短縮症は軽度は舌を引っ張って伸ばし、重度は舌を引っ張った後に切れ込みを入れる簡単な手術にした方が良いのかもしれません。